Research 量子コンピュータによるビジネス変革の促進
量子技術の産業への実装を進め、社会課題の解決に貢献するため、以下の取り組みを行っています。
量子技術がもたらす未来の産業変革
私たちは、量子技術がもたらす未来の産業変革をリードする “実装力と課題解決力を兼ね備えたプロフェッショナル” です。
アカデミアの最先端知識と産業ニーズを結びつけ、量子計算ならではの大規模ブレークスルーを狙いながら、
短期から中期にかけて実用化し得る成果を着実に創出しています。
量子計算で挑む三大領域
量子アルゴリズムの指数加速が示唆され、古典的手法では克服が難しい「化学」「物性」「CAE」は、 いずれも各業界の最重要課題がひしめく領域です。
- 化学 : 窒素固定酵素 FeMoco 解析など、従来法では困難な多配置系のシミュレーション
- 物性 : 高温超伝導や半導体など、産業・学術両面から期待される次世代材料のシミュレーション
- CAE : 高レイノルズ数での流体解析といった膨大な計算リソースを要する分野
これらのテーマはいずれも潜在的な産業インパクトが大きく、古典計算(HPC)では莫大なリソースが必要とされます。 しかし、量子–古典ハイブリッドアルゴリズムや近似手法を組み合わせることで、 今のHPC環境でも一部を応用できる成果やノウハウを生み出し始めています。
Chemical Simulation Condensed Matter Simulation Computer-Aided Engineering Battery Material Simulation Faster Drug Discovery Catalyst Design
博士号をもつ専門家が最前線の研究を牽引
これら三大領域において、博士号を有する当社の研究者が日々研鑽を重ね、新しいアルゴリズムや手法を開発・検証しています。 学術的な知見、お客様からからの知見、産業現場で必要とされるリアルな課題認識の全てを融合させ、短期から中期にかけてのビジネスインパクトの創出を狙うと同時に、 将来的な量子優位の実現へとつなげています。
提供サービス
ゲート型量子計算トレーニング
- ゲート型量子計算の基礎、代表的な量子アルゴリズムの解説、量子誤り訂正の解説
- QURI-SDKを用いたハンズオンによる量子アルゴリズムのコーディングレクチャー
実装支援
- 先行研究で提案されている既存アルゴリズムの具体的な量子回路実装を支援します。
共同研究
- 学術論文を発表したり、国内外の学会で研究発表を行えるレベルの共同研究を実施します。
リサーチデザイン
- 顧客企業の興味関心に特化した量子アルゴリズムの先行研究調査、およびその解説を行います。
- 「伴走者」として、研究開発の方向性に関するアドバイスや疑問の解消を支援します。
リソース推定支援
- 特定の計算タスクのリソース推定を行い、実機の開発状況に照らして、いつどのような規模の計算が可能になるのかを調査します。
ロードマップ作成支援
- 中長期的な量子アルゴリズムの研究計画の策定を支援します。
- 産業応用上の課題・ボトルネックの精査を支援します。
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