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戦略的イノベーション創造プログラムにQunaSysの研究開発提案2件が採択されました
戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)1第3期課題「先進的量子技術基盤の社会課題への応用促進」(以下、「量子課題」という。)において、QunaSysによる2件の研究開発提案が採択され、CEO楊天任が研究開発責任者に選定されました。量子課題において、研究開発提案が採択された企業・団体の中で、QunaSysは唯一のスタートアップ企業として選ばれました。
「量子課題」の公募審査結果 https://www.qst.go.jp/uploaded/attachment/34593.pdf
採択された2件の研究開発提案は、「量子課題」のサブ課題「量子コンピューティング」に関連し、以下の内容に取り組みます。
また、研究開発テーマ① 量子・古典ハイブリッドテストベッドの利用環境整備に採択された国立研究開発法人理化学研究所主導の研究開発提案「国産量子コンピュータによるテストベッドの利用環境整備と運用」にも参画いたします。
QunaSysは、量子コンピューティングの社会実装に向け、アルゴリズムの研究開発から実用化に至るエンジニアリングまで幅広いプロダクトと高度な共同研究を提供し、多くのパートナーの取り組みに伴走しています。今回、量子課題に研究開発提案が採択されたことにより、国内外での量子コンピュータの産業利用をさらに加速できるよう、QunaSysは一丸となり努力を重ねてまいります。
【注釈】
- 戦略的イノベーション創造プログラム(Cross-ministerial Strategic Innovation Promotion Program:SIP)は、内閣府総合科学技術・イノベーション会議が司令塔機能を発揮して、府省の枠や旧来の分野を超えたマネジメントにより、科学技術イノベーション実現のために創設した国家プロジェクトです。「基礎研究から社会実装までを見据えて一気通貫で研究開発を推進」し、令和5年度から令和9年度までのSIP第3期では、「技術だけでなく、事業、制度、社会的受要性、人材の視点から社会実装を推進」することや、「スタートアップの参画を積極的に促進」することが強化されます2。5年間で取り組む14の課題数に対し、令和5年度は280億円の予算案が計上されています2。
- 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)概要(https://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/sipgaiyou.pdf) 2ページより抜粋