ライフサイエンス×量子計算のワークショップを 10月24日(金)に開催
―塩野義製薬株式会社 データサイエンス部長 北西氏が基調講演、産学が応用可能性を議論―
株式会社QunaSys(本社:東京都文京区、代表取締役:楊 天任)以下「QunaSys」は、量子コンピュータ(ゲート型、アニーリング型双方)をライフサイエンスの分野にどのように活用するか、産学のプレイヤーと共創するワークショップを 2025年10月24日(金)15時から、ライフサイエンスハブウェスト(大阪) とオンラインのハイブリッド形式にて開催します。
近年、ライフサイエンス業界ではAI創薬をはじめとする計算技術の活用が急速に進展しており、新たなイノベーションの候補として量子コンピュータ技術が注目を集めています。量子化学計算を活用した分子・酵素シミュレーションの高精度化や、それに伴う開発期間の短縮などが期待される一方で、量子コンピュータ実機の性能的な制約を克服するための研究開発も進められています。
現在、量子コンピュータの実応用に向けて、大学・研究機関・企業等が具体的な活用領域を模索している段階にあります。その中で、「事業として成果を生み出す活用方法」が大きなテーマとなっています。
本ワークショップでは、塩野義製薬株式会社 理事 データサイエンス部長 北西由武氏をお迎えし、量子業界から提示する具体的なユースケースについて、事業の視点からご評価・ご検討いただきます。ライフサイエンス関連業界の皆さまに、事業にインパクトをもたらす量子コンピュータ活用可能性を、より具体的にイメージしていただける機会となることを目指しています。
開催概要
- イベント名:量子コンピュータとライフサイエンス:事業にインパクトをもたらす活用領域を探る
- 日時:2025年10月24日(金) 15:00〜18:00(17:00より交流会)
- 会場:ライフサイエンスハブウェスト 会議室 (大阪府大阪市中央区備後町 4-1-3 御堂筋三井ビルディング)
- 形式:対面形式 (定員 75名)/ オンラインのハイブリッド
- 参加費:無料
- 主催:株式会社QunaSys
登壇者
- 塩野義製薬株式会社 理事 データサイエンス部長 北西 由武 氏
- 大阪大学 量子情報・量子生命研究センター 教授 水上 渉 氏
- 慶應義塾大学 理工学研究科 特任助教 菊池 脩太 氏
- 富士通株式会社 戦略アライアンス本部 Executive Director 岩井 大介 氏 (Q-STAR(一般社団法人量子技術による新産業創出協議会) 最適化・組合せ問題に関する部会 部会長)
- 富士通株式会社 クロスインダストリーソリューション事業本部 Healthy Living事業部 北島 正人 氏
プログラム
- 開会・趣旨説明(5分)
- 基調講演(塩野義製薬株式会社 北西氏)(20~30分)
- 量子業界からの提起(3名)(計15~20分)
- パネルディスカッション/Q&A(45~50分)
- クロージング(5分)
- 交流会(約1時間)
※プログラムおよび登壇者は予告なく変更となる場合があります
本イベントの見どころ
- 産学の知見が集結:ライフサイエンス×量子技術の最前線について第一人者が最新動向と展望を議論
- 量子技術がもたらす具体的なユースケース:量子業界の第一人者が、ライフサイエンス業界における量子コンピュータのユースケースを紹介
- 社会実装に向けた起点:量子技術をライフサイエンス分野で“意味のある”活用へと昇華させるためのヒントや方向性を提示し、研究開発にとどまらない、社会実装に向けた議論を展開
申し込み方法
こちらより事前にご参加登録をお願いします
※申込期限:10月24日(金)16:00 (現地参加は定員に達し次第締め切り)
QunaSysについて
QunaSysは、化学や材料科学をはじめとする産業向け量子アルゴリズムの開発を牽引する量子コンピュータソフトウェア企業です。量子機械学習や量子化学のほか量子技術を利用したCAE(Computer-Aided Engineering)分野に注力し、学術機関、産業界、政府機関と協力しながら、量子コンピュータの可能性を最大限に引き出し、科学的課題に取り組んでいます。
本件に関するお問い合わせ先
- 株式会社QunaSys 事業開発担当 湊
- E-mail:info@qunasys.com